節約・投資

MBA合格にキャンパスビジットは必要か?〜INSEADとIMDの場合〜

結論としては、合格のためには必要無いです。でも満足して卒業するためには行った方が良いです。

INSEADの場合

2015年:ヨーロッパキャンパス

受験記にも書いてますが、僕が初めてINSEADに行ったのは2015年なのでもう3年も前です。この時はMBAに何となく興味がある程度で、本気で準備をしているとは言えない状況、ビジット自体も出張のスキマ時間についでに入れた予定でした。

この時は気候も良く、初めてのヨーロッパ滞在だった事もあり、キャンパスの雰囲気に魅了されたのを覚えています。日本人学生の方にもお一人お会いする事ができましたが、当時はまだ自分の計画も具体的では無かったので、取り留めのない話に付き合わせてしまいました。

  

その後は受験記にある通り、だらだらとTOEFL対策に時間を費やし、2018年に入って急ピッチで準備を進めて今に至ります。

2018年:アジアキャンパス

2015年にヨーロッパキャンパスは訪れたので、2018年3月にはアジアキャンパスにも行ってみました。これはビジットのために数日休みを取って、ついでにシンガポール観光というノリです。

この時は、エッセイはまだ書いていなかったものの、MBAの志望動機や受験校は固まっていたので、日本人学生の方にアポを取って色々と相談に乗ってもらえました。運良く5〜6名と入れ替わり立ち替わりお話しする事ができたので、かなり学校の雰囲気も複眼的に感じる事ができたのは収穫でした。

  

行ってみて良かったのは、校風/キャンパスの雰囲気を肌で感じられる、これに尽きると思います。逆に、これ以外は特に無いです。

アドミッションオフィサーとコネを作る事も考えられますが、ビジットの時に対応してくれるマーケティング担当と、実際の選考を行うアドミッションコミッティーは別の人間が当たっていると考えるのが自然ですので、あまり有効では無いかと。(エッセイを通してアピールできるのであればまた別ですが)

エッセイには特にキャンパスビジットをアピールする欄は無いし、waitlistの追加エッセイでも特に触れませんでした。面接の時に、シンガポールに行った話を雑談程度にしたくらいで、それも合否を左右するほどの影響力は無かったと思います。

でもMBAに対する1,000万年以上・1-2年というお金と時間の投資をを考えると、本気で行こうと思っている学校の下見くらいは(観光旅行もついでにできるし)行った方が良いと思います。

かかった費用も、航空券が6万円、宿泊が観光も含めて5万円(うち一泊はリゾートホテル)、食費諸々を含めると、シンガポールなら10-15万円で行って来れます。大きな額ですが、入学するために費やす総投資額を考えると、誤差の範囲では?

シンガポールへの航空券はSCOOT(シンガポール航空傘下のLCC)が安くて良かったです。ただし、乗り継ぎに耐えられる方限定。

スクート

IMDの場合

2018年:ローザンヌ

僕はIMDは事前のキャンパスビジットはしませんでした。なぜなら、アセスメントデーと呼ばれる面接が現地で行われる事は知っていたので。なかなかヘビーな選考プロセスですが、海外MBA体験版みたいな感じで、終わってみると楽しかった思い出です。

ただ、事前のキャンパスビジットが全く無駄かというとそうでもなくて、IMDはアプリケーションフォームのなかに、参加した過去のイベントや会って話したアルムナイを列挙する欄があり、僕は5名ほどの卒業生の方に会った事をアピールしました。

もしそうしたネタが無い時にはキャンパスビジットもありと思います。INSEADとは違って、選考対象となる人数が少ないため、学校側に顔を覚えておいてもらえる確率は高まると思います。(その分、当日に粗相ができないというプレッシャーもまたありますが・・)

スイスはかなり鉄道が発達していて、都市間の移動は快適にできるので、キャンパスビジットのついでに他の都市に寄ってみる事をお勧めします。チューリッヒやジュネーブといった主要都市、首都であるベルンなどはローザンヌと特急列車で1本で行けますので、僕はこれらの都市にも足を運んでみました。

かかった費用は航空券が10万円(カタール経由)、宿泊費が4泊で7万円(スイスは治安良いがとにかく何でも高い!)、食費や移動諸々を含めると20万円前後ですかね。

選考のためにこれだけのお金と時間をかけるというのはIMDならではですが、その分、書類で相当数絞っていると思います。

詳しくはこちらの「Assessment Dayに呼ばれるまで」でざっくり合格率を分析しています。

まとめ

結論としては、INSEADはビジットした事が選考の結果を左右したとは思えないし、IMDはどうせ書類が通過すれば現地に行かないと面接できないので、事前のキャンパスビジットは”合格のためには”特に必要無いかなというのが僕の結論です。

でも、実際にビジットして学校の雰囲気を肌で感じる事は、時間とお金の両面で大きな投資であるMBA留学において、進学先を適切に吟味するために必要な作業じゃ無いかなーと個人的には思ってます。