INSEAD

INSEADの面接を受けて志望度がだだ上がりした

まあ、その結果、Waitlist入りするんだけど。ウケる。

MBAに求めるものに「学生の多様性」があったので、diversityで有名なINSEADとIMDに出願校が絞られたのは僕の中では自然な流れでした。

学生の勤務経験が長くプチEMBAないぶし銀のIMDに対して、米国の学校に比べると学生の勤務経験は長いのだけど、「パーティスクール」とも言われるほど、チャラいというか、何か浮ついてる印象のあったINSEAD。

自分の性格に合うのはIMDかな~と思いながら進めてきたMBA受験でしたが、INSEADの面接(インタビュー)が大きな転機でした。

卒業生(アルムナイ)と楽しくお話しするだけ、と思ってましたが、2名の面接官と会うだけでも結構学校に対する理解や印象が改まるもんです。

1回目のインタビュー

1回目は外資系消費財メーカーのマーケティング職の方。日本人ですが雑談以外は全て英語での会話でした。

お昼にオフィスへ伺って、会社の会議室で1時間強お話ししました。話題は下記のような感じ。

  • 仕事の略歴
  • 他人と協働した経験
  • リーダーシップの取り方
  • 他人をリードする上で心がけている事
  • なぜMBA?
  • なぜINSEAD?
  • 質問ある?

ご覧の通りオーソドックスな質問が多く、出願書類に書いた内容を下敷きに、ウソ偽りなく話していけば良かったです。

「質問ある?」のところでは、事前にLinkedInで経歴を拝見できたので、ご自身のキャリアにおいてINSEADに行った経験がどう活きているか、といった事の具体的な話や、INSEADの卒業生コミュニティの活動もされていたので、その経緯やモチベーションについて伺いました。

話をしていて、INSEADが好きなんだな~と自然に伝わってくるのと、「INSEADを出て、何だってどうにかできるさ、という自信が付いた」と仰ってたのが印象的でした。

2回目のインタビュー

2回目は日系メーカーの営業・商品企画の方。日本人ではないです。当然英語で。

週末の朝に都内の指定されたカフェで待ち合わせて、下記のような話を1時間半かもうちょいくらい。

  • 自己紹介
  • リーダーシップのスタイル
  • 最も誇らしい事(仕事でも私生活でも可)
  • 駐在したフィリピンで文化の違いにどう感じ、どう取り組んだか
  • MBAでないとしたらどんな学位を考えるか?
  • INSEADに落ちたらどうするのか?
  • MBAに求めるものは?
  • あなたにとってのinternational careerとは何か?
  • なぜINSEADか?
  • 質問ある?

この面接もずっと和気あいあいとした雰囲気で、噂に聞く、1名はgood cop、1名はbad copといった役割分担も感じませんでした。

「質問ある?」のところでは、またもやLinkedInで経歴を拝見できたので、米系メーカー→INSEAD→日系メーカーという選択が正直珍しいなと思ったので、その理由や得たものについて色々と質問して盛り上がりました。

企業文化の比較論になり、日米の組織の違いについて、1) People 2) Communication 3) Decision Making の軸で、いかに両者が違うか、またその発想の基としてINSEADで多様な価値観を持つ学生と触れてきた事が活きている、という話が興味深かったです。

その話の流れで、「I gained confidence through experiences at INSEAD that I can do anything and take up on new challenges!」と言っていて、1人目の卒業生とまんま同じ事を言っていたのがすごく印象に残っています。

卒業生の人はみな、INSEADやそこでの時間が良い記憶になっていてホントに学校の事が好きなんだな~と、良い意味で金太郎飴みたいだなと。

この方はIMDも受かってINSEADにしたとの事で、IMDには受かっているという話をしたところINSEADをお勧めしてくれました。

まあ、インタビューだけで合否は決められないからねと冒頭に言われていたし、実際志望度が高まったこの後にwaitlist入りを食らうのですが・・

対策と当日までの段取り

上記の通り、内容はオーソドックスですし、人によるとは思いますが、対応に苦慮するような質問もありませんでした。

まずは出願書類に沿って、定型的な質問に答えられる準備をしましょう。この本が定型的な質問をまとめていて、まず網羅的に想定問答集を作るのに役に立ちました。

分類して質問を列挙してくれてるのですが、僕は面接を通して伝えたい自分の情報の大枠を描いた上で、質問を下記のように分類して、回答例を作っておき、一語一句同じでなくて良いのですが、ポイントは漏らさず答えられるようにしていました。

  • 自己・経歴紹介
  • 仕事(例:実績や成功・失敗談、モットー)
  • 私生活・課外活動(例:趣味)
  • 自身の内面(例:強み・弱み)
  • 国際・異文化体験と対人スキル
  • キャリアゴール
  • しめくくり(例:何か一言or質問ある?)
  • 意表を突く系(例:100億円あったらどうする?)

後は場馴れですね。カウンセラーとしてRoune Oneと契約していたので、まず1回ざっくり採点してもらって、面接官1人当たり1回、本番が近付いた時に最初の採点で洗い出した問題点を潰せているかを確認する、といった塩梅でした。

カウンセラーといたずらに練習を重ねるのはあまりおすすめしないですね。安くないので、ペースメーカーとして要所要所に入れるって感じが良いと思います。

英語を話す練習をするだけなら、一人でぶつぶつ唱えるか、オンライン英会話の方が効率的ですね。

出願書類を出して一次選考を通過すると、インタビューの案内が来て、これは学校から2名指定された卒業生に自分からコンタクトを取って、日時と場所を調整します。

特に決まりはないので、先方の好みの時間や場所に合わせて、適宜連絡を取って進めれば、普通の商談と同じく問題無いかと。

インタビューを終えての感想

良い意味で2人の面接官の中に共通項(愛校心とINSEADで何でもやれる・やってみようという心意気を得られた事)が見られて、素直に自分も卒業後に同じ事を言えるようになっていたいな~と思ったんですよね。

で、waitlistに一回入るんですけど。(しつこい)

面接自体はオーソドックスなので、これは色々なアルムナイから言われた事ですが、駅でたまたま出会って話し出したと仮定して、話が盛り上がるか、話を続けていたいと思うか、が一つの尺度なんだと。

そういわれると生理的な好き嫌いでの判断か!という感じもしますが、基本的なコミュニケーション力、話題の引出し、適切な相槌や間、といった要素に分解して、1) 受験者としては自身の事を適切に伝え、面接官から受験・進学について一つでも学びを得る2) 面接官も時間を取ってくれてるわけなので極力つまらない時間にさせない心配りをする、という事に意識が向けば自然体で良いのかなと思いました。

これとは別にしっかり面接中はメモを取って、学校から連絡されているであろう評価ポイントを漏らさずチェックしている様子でした。中身はさすがに見せてもらえませんでしたけどね。