海外生活の準備

【海外留学・移住】非居住者も使える国内FX会社2社を比較してみた

海外に留学・移住すると日本国の非居住者になる手続きをしなければなりませんが、実はこれによって利用できる国内金融機関のサービスはかなり制限を受けます。

証券会社は軒並み取引停止もしくは口座解約、銀行も数社を除いて同様の扱いとなります。

投資だけでなく両替でも活用できるFX会社も同様で、非居住者になっても継続して利用できるのは現時点ではセントラル短資FXヒロセ通商の2社のみです。

どちらの会社も日本国籍を持っていれば海外からの口座開設も可能ですが、日本にいるうちから口座を開いておいて、それぞれにあった用途で活用していく事をお勧めします。

特にお得に外貨両替ができるセントラル短資FXは、ソニー銀行(留学する方はSMBC信託銀行も!)と併せて口座を開いておいて損は無いです。

いつか海外に行ってみたいと思っている方は、その時になって取引停止や口座解約の憂き目にあい、強制的に今の取引を損切りさせられる・・といった事態を未然に防ぎましょう!

結論をはじめに

セントラル短資FXは外貨両替に、ヒロセ通商の口座は手動トラリピに用いるのがおすすめです。

一つ一つポイントを比較しながら理由を見ていきましょう。

両替の可否

これはセントラル短資FXのみの提供になります。

外貨で生活する海外生活においてはFX会社の両替は使い方次第でかなり大きな金額の節約につながります。詳しい使い方はこちら。

海外で使う現地通貨の入手にはFXが有利なので、少なくともセントラル短資FXはぜーったいに口座を開いておく事をお勧めします。

スワップポイント

スワップポイントとは、取引する2通貨の金利差をポイントの形で受け取る事です。

例えば、FXで米ドルを円で買う(米ドル/円の買い)と、米ドルの高い金利から円の低い金利の差分をポイントとして受け取れて、取引を決裁した時に現金化されます。

もし米ドルを売っていれば逆にスワップポイントを支払う事になります。

詳しい比較は別記事にまとめていきます。

取引単位

これはいずれも1,000通貨単位となっており差がありません。

慣れないうちは小さな金額で取引が可能ですし、トラリピという方法で資産運用をしたい場合は少額で取引できる事が重要になってきます。

古いウェブの記事ではセントラル短資FXの取引単位を10,000通貨とするものがありますが、今年に廃止になったウルトラFXを指しての事と思われるため、ご注意ください。

繰り返しますが、両社とも1,000通貨単位で同じです。

アプリの使いやすさ

僕はiPhoneアプリでぽちぽち注文するスタイルなのでスマホアプリの使い勝手は重視しています。特に取引回数は手動トラリピが多いのでその観点で比べてみます。

僕はヒロセ通商の方が好みで、一番気に入っているのは、手動トラリピに必須のIFD注文時に画面遷移せずに完了できるところですね。クイック注文は万一のミスが嫌で避けていますが、通常の注文も非常に早く指図できるため、特に取引回数の多い手動トラリピには重宝してます。

セントラル短資FXの方は、見やすくはあるのですが、IFD注文の時に画面遷移が入るんですよね。これが注文のテンポを崩している気がして、あまり好きになれないです・・笑

ただ、注文の約定をプッシュ通知で知らせてくれる事はすごく良いですね。

これはヒロセ通商のアプリには無いです。ヒロセ通商ではメール通知はあるので、Gmailアプリのプッシュ通知をONにして同様の効果を得ていますが、注文画面を好きになれたらセントラル短資FXでも手動トラリピを始めてみようかなと思っています。

スワップ狙いや通常の裁量取引であれば、正直どちらでも良いかな~と思います。笑

ただ、1つの口座に全ての取引を集約させると、何か1つの取引が大きな含み損を持つ状態になった時に、他の取引で問題が無くても巻き込みでロスカットされる可能性が高くなります。

そうならないように、管理できる範囲でなるべく多くの口座を準備して用途ごとに使い分けた方が良いです。

僕はどちらの口座にも資金を入れて取引した上で、マネーフォワードで集計しています。

レバレッジ

どちらも国内FX会社として許容される25倍が最大ですね。差はありません。

ただ、こんなに高いレバレッジで取引するのはよほどの上級者ですのでご留意を。レバレッジを低めに抑えて、必要な証拠金と損切りラインをきちんと把握する事が重要です。

資産の保全

地味に大事なのが、FX口座にある資金の扱いです。万が一運営会社の経営が悪化した際に、顧客の資産が流用されたり、倒産時に債権者に分配されてしまうリスクがあります。

いずれの会社も金融庁の認可を受けており、顧客資産は、証拠金として預けている現金に加えて含み益やスワップポイントも加味した金額を、信託銀行に会社資産とは区分を分けて管理されています。

つまり、仮に運営会社が倒産したとしても、信託銀行に預けられている資産(=証拠金+未決済の損益)は守られるわけです。この点は海外FX会社より一般に厳格で、安心ですね。

その他

スキャルピングなどの短期取引は、両社ともに容認しているようです。

ただ、僕自身は留学のために海外に行くのであって、スキャルピングを始めとした裁量トレードのために日ごろからチャートを注視するだけの時間を割けないので、重要視していません。

したがって、取引のスプレッドや取引約定のしやすさについても重視しておらず、比較していません。

まとめ:おすすめの用途

まとめると下記のような特徴がありますね。外貨両替の可否、スワップの高低、アプリの使いやすさあたりで用途を決めるのが良さそうです。

項目 セントラル短資FX ヒロセ通商
外貨両替 ×
スワップ
取引単位
アプリ
(プッシュ通知)

(見やすい、速い)
レバレッジ
資産の保全

 

セントラル短資FXのお勧めの使い方は

・外貨両替(海外で生活するならマスト)
・手動トラリピ(サブ)
・スワップ投資(サブ)

ヒロセ通商のお勧めの使い方は

・手動トラリピ(メイン)
・スワップ投資(メイン)

というのが僕の考えですね~。参考になれば嬉しいです!