INSEAD

INSEAD卒の起業家の著書を読んでMBA等々について改めて考えてみる

ウェルスナビって知ってますか?

ロボアドと呼ばれる分野において「IT技術によって富裕層と同じ資産運用を誰にでもできるようにする」事を目指している会社です。

実はその創業者でCEOの柴山和久さんはINSEADの卒業生です。

最近柴山さんの著書が出版されていて、経歴への興味もあいまって手に取ったのですが、色々考える事が多かったのでご紹介。

これって宣伝本だよね^^;

はじめに断っておきますが、この本の目的の一つはウェルスナビの宣伝だろうと思います。

でも、この本を読む事で、創業者がどんな人生を歩んできて、どんな想いでウェルスナビを生み育てているのか、がじんわり伝わってきます。

書籍代払って読む価値ある宣伝かなと。

宣伝だ!と身構えながら読んでみてもらって、読み終わる頃にはたぶんウェルスナビに申し込んで資産運用してみたくなると思いますよ。

そう、僕みたいに・・。

というか、僕は既にウェルスナビで運用してるんですけどね(後述

ウェルスナビが生まれたわけ

自身の両親・義両親の金融資産の格差を目の当たりにして、日本の資産運用のレベルを底上げして日本を豊かにできないかと感じた柴山氏。

実は古くから「長期・積立・分散」の資産運用がうまく行く事は知られており、これがタイトルにもなった「これからの投資の思考法」でもあるのですが、従来は専門家を雇える富裕層・金融機関しか実践できなかったこの考えを、ITの力で安く広く普及させていこうというのがウェルスナビです。

10万円でも1,000万円でも手数料は同じ1%です。

とあるエリートのお金への苦労と結論

ご経歴を見ての通り、柴山氏はエリートですよね。一貫してお金に関する仕事をされていますが、本の中でも語っているように、ご自身のお金についてはかなり波乱万丈で、その部分はとても読ませますのでおすすめw

借金して英会話を学んだ官僚初期時代、貯金を作って留学したMBA時代
貯金8万円の就活どん底時代、出張は全部ファーストクラスなマッキンゼー時代、6億円の出資を個人保証付きで引いた起業時代。

これだけのジェットコースターを乗りこなして導き出された結論というのは、「お金から自由になろう」という事とそのコツ3つです。

これは参考にしていきたいですね。

人生→社会貢献の物語ってやっぱ痺れるね

日米の資産運用の格差に直面した経験から課題を感じ、ずっとお金に関わる仕事をした経験から解決策を見出し、その実行のために日々新たに挑戦する様子が、本書の全体を通して生き生きと伝わってきます。

小並感なんですが、日々一生懸命仕事していて、それがこういう風にある日ピーンと一つの線に変わるのって、やりがいありますよね~。こういうのに出会えるよう、自分も毎日大事に生きようと思います。

また、リーダーってこういう物語力もすごく大事ですよね。事業などの取り組みへの他人の共感を集められるから。その観点でも勉強になる物語の紡ぎ方でした。

ん?あれ、そういやMBA必要だった?w

興味のあったINSEADでの生活はあまり描かれていませんw少し金融工学の授業の事が語られている程度。

実はINSEADには金融に特化したMBA(というかMaster in Finance)コースもあります。コンサルスクールと言われる事があるけど金融も強いのです。

ただ、家庭の事情からキャリアチェンジを図った事と、就活時期のどん底が起業後の苦労を支えているというのはこれからの励みになる良い話。

MBAへの留学は何らかの変化を自分に起こしたい時の選択肢になる事が多いけど、自分においてはそれが何か、留学前に一度整理しておかないとなと思いました。

おまけ:ウェルスナビ運用記と今後の方針

さて、僕にとっては本書からの学びの最重要はそんなところですが、話は変わって。

実はアドバイザリーに名を連ねていらっしゃるのが大学時代の恩師なんですよね。この本を読むずっと前、その事を知った2017年暮れに10万円から投資を始めてみたのでした。

肝心の運用結果は、16万円を投資して、15万円台をうろうろして今は大体3,000円(2%)の損です。手数料1%なので、1年かけて1%お金を減らしました。

ちなみに、手数料はどんな運用をしても1%なので、リスク最大のリスク許容度5を貫いてます。あまりに期待リターンの低い安定運用をすると、手数料が相対的に大きくなりすぎると思うんですよね。

含み益が出た時もありましたけど、2017年という上昇相場が落ち着く頃に投資を開始したのも結果としてあまり良くなかったですね。

こういう時こそ本書でも語られている通り長期運用したいのですが、実はウェルスナビは海外行くなら解約必須なんですよ。ここ残念なので何とかして欲しかったです・・。

そんなわけで現金にするタイミングを伺っていますが、日本に戻ったらまた再開しようかな。「長期・積立・分散」の結果を自分の目でも確かめてみたいですからね。

まとめ

仕事している人全般やMBAを考えている人にはぜひ一読してみて欲しいなと思います。

自身のお金の事について考えが深まるし、仕事やキャリアのあり方についても参考になる逸話がごろごろしてます。

そして、MBAや起業を志す人にはウェルスナビも10万円から試してみる事をお勧めします。

10万円なんてMBAの学費に比べたらやっすいもんだし、長期では増えて返ってくるはずのお金ですからね。

これだけ原体験と理屈のかみ合った強い想いが込められたサービスも多くないと思うので
ウェルスナビが理想を実現していく様子や悲喜こもごもをリアルタイムで体験する良い機会だと思います。